【さっさと使え!】ポイントを貯めてはいけない4つの理由

  • 節約ってポイントを貯めることでしょ?
  • ポイントを稼いでお得に使えば節約は完璧?

節約において、強力な味方になってくれるポイントですが、実は貯めてはいけない理由があります。

なぜなら…

  • 有効期限がある
  • ポイントを貯めることが目的になりがち
  • 特定の店に依存している
  • ポイントが働いてくれない

この記事では、以下について解説しています。

  • なぜポイントを貯めてはいけないのか
  • ポイントをうまく活用する方法
目次

有効期限がある

ほとんどのポイントには有効期限が存在します。
この有効期限こそが、顧客を囲い込む店側の作戦でもあります。

なぜなら、有効期限を設けることで再び店を訪れるきっかけになるからです。

ポイントの中には、店での利用があると有効期限が延長されるものも存在しますが、これも店を訪れて・商品を購入してもらうための作戦になります。

最強の節約方法は「買わない」です。

ポイントを使い切りたい・有効期限を伸ばしたいがために、無駄な買い物をするのは本末転倒ですので気をつけましょう。

じゃあ、どうすれば良いの?

答えは簡単です。

  • ポイントが付与されたら次の機会では必ず使い切る
  • そもそもポイントをもらわない(ポイントカードを作らない)

この2点を押さえておくことで、ポイントの呪縛に囚われなくなります。

ポイントが付与されたら次の機会では必ず使い切る

これは、汎用性の高いポイントでおすすめです。
Tポイントdポイント楽天ポイントなどが該当します。

これらは、コンビニ・ドラックストア・家電量販店など、幅広い場所で使えます。
なので、買い物の機会があれば都度使うように意識すると、失効しないで効率よく消費できます。

そもそもポイントをもらわない(ポイントカードを作らない)

スーパーなどのその店限定のポイントでおすすめです。
ある店限定のポイントの場合、その店でしか使えない場合が多いです。

つまり、その店以外で代替手段がありません。
代替手段がないので、その店に通い続けることになります。

ポイントをもらわなければ消費することを考えなくて良いため、無駄な買い物を減らすことができます。
また、通い続けなくてもよくなります。

皆さんはポイントの有効期限を気にする時に、以下のように考えていませんか?

有効期限切れを気にしすぎて…
  • ○月○日に失効するから、○日までに店に行こうかな
  • ポイント失効するのもったいないな、何か買うものあったかな?

これは心理学でいう、選択肢の錯覚が働いています。

先ほどの場合、店に行かないという選択肢がありません。
ポイントのせいで、店に行くという選択肢しか消えてしまっているのです。

らるじゅ

もちろん、「ポイントなんてどうでもいい、買うものないから絶対に行かない」という「鋼の意志」の持ち主であれば問題ないですが。。。

(引用:ウマ娘プリティーダービー)

ポイントに目が行きがちな人であれば、ポイントをもらわないというのも一つの選択肢ですので、ぜひ、取り入れてみていただければと思います。

ポイントを貯めることが目的になりがち

節約において、ポイントは強力な味方になってくれます。
しかし、ポイントはあくまで補助要因であり、ポイントを貯めることが目的になってはいけません。

なぜなら、ポイントに目が眩んで、無駄なものまで買ってしまうリスクがあるからです。

たとえば、楽天ポイントの場合はお買い物マラソンを活用すると、数十倍ものポイント還元を得られます。

ただし、2~10種類の店舗から商品を購入する必要があります。

(引用:楽天市場

らるじゅ

その際、本当に必要なものだけを購入できているでしょうか?

先述しましたが、最強の節約方法は「買わない」です。

ポイントを貯めることが楽しくなって、本来の目的である節約や支出を減らすことを見失わないようにしましょう。

特定の店に依存している

ポイントはどこかの店で利用することで付与されます。
つまり、店がなければポイントは機能しません。

この、店に依存しているという点がデメリットになります。

店に依存しているデメリット
  • 店がなくなるリスクがある
  • 利用範囲が狭い

店がなくなるリスクは倒産だけでなく、近くの店がなくなるというリスクもあります。

倒産すれば、所持していたポイントはただの数字になります。
近くやいつも利用している場所がなくなれば、店に行かなくなるのが人間です。

良い例が、ラーメン・ファミレスなどの飲食店です。
自分の行きつけの場所がなくなると、極端にその店自体に行くことが少なくなるということが皆さんにも当てはまるのではないのでしょうか?

もちろん、店側が意図的にポイントを使えなくする可能性は低いと思いますが、行きつけの場所がなくなると自分の中で利用価値が下がることは頭に入れておきましょう。

利用範囲が狭いのもリスクになります。
ポイントが使えるもの・付与されるものは限定されています。

たとえば、Tポイントは…

  • プリペイドカード(Amazonギフト券 など)
  • たばこ

等には付与されません。

日本円であれば日本中どこでも使用することが可能ですが、ポイントの場合、特定の店&特定の商品にしか使用できません。
ポイントは店だけでなく、商品も選ぶ必要があるので注意しましょう。

ポイントは店に依存しているため、生殺与奪の権を完全に店側に握られていると言っても過言ではありません。

(引用:鬼滅の刃)

ポイントが働いてくれない

この記事のメインになります。
ポイントは働いてくれませんこれが大きなデメリットになります。

一体どういう事かというと、ポイントには利息がつかないということです。

一般的に、預金・株や債券などの金融投資は利息や配当金など、預けている・保持している間にリターンを得ることができます。

しかし、ポイントはいくら貯めておいても何も生み出しません。ここが大きなポイントです。

また、ポイントを失効してしまうとデメリットが加速します。

たとえば、100円の商品を買って10ポイントが付与された場合

消費者にとっては、実質90円のため、店から10円を返してもらわなければいけません。
その10円がポイントとなりますが、失効させてしまった場合、この借金がチャラになります。

つまり、90円でいいはずの商品を100円で購入しているだけになります。
店側は100円がそのまま手に入るので、損していないという関係になります。

店側にとっては美味しい話づくし
  • 商品を値下げせずに、ポイントをつけるだけで済む
  • ポイントは利用範囲が狭く、有効期限もあるため消費者をまた店に呼べる
  • ポイントを失効させた場合、値下げ分を無かったことにできる

ポイントを貯めてはいけない理由は、理解いただけたでしょうか?
では、ポイントをどう活用すべきか、私も実践しているおすすめの方法をご紹介します。

ポイントを上手に使う方法『自動設定』

自動設定とは、読んで字のごとくポイントを勝手に消費するように設定する事です。

自動設定にはパターンが2つあります。

  • 利用時に自動で消費する
  • 定期的に自動で消費する

利用時に自動で消費する

このパターンが1番一般的です。代表例としては、PayPayが挙げられます。

この方法は、購入する際にポイントを優先して消費する方法になります。

メリット

・簡単に設定できる
・普段使いしやすい

デメリット

・結局、購入・店に訪れないと意味がない

普段利用している電子決済などで設定できる場合は、利用してみてはいかがでしょうか。

定期的に自動で消費する

1番おすすめのパターンです。代表例としては、楽天などの経済圏サービス・Amazonなどが挙げられます。

これは、ポイントを定期的に購入する商品にあてる方法になります。

楽天ポイントの場合

楽天証券で積立NISAなどの積み立て購入の際にポイントを利用することで、毎月、得たポイントを無駄なく消費することができます。
また、楽天モバイル楽天でんきの支払いに充てることも可能であり、楽天でんきは期間限定ポイントも利用可能なため、短い有効期限も気にせずに利用できます。

Amazonの場合

Amazon定期便を利用する際にポイントを利用することで、定期的にポイントを消費することができます。

Amazon定期便は節約において最強のサービスです。私も愛用しています。
詳しくは以下の記事をご覧ください。

【節約したいなら絶対味方につけろ!】Amazon定期便!

メリット

一度設定すれば済む
・有効期限やポイント自体を気にしなくて良い
・無駄なく使える

デメリット

・サービスが限られる

この2つの代表例は、私自身も行なっております。
一度設定すれば、永遠と無駄なくポイントを消費できるため、コストパフォーマンスも最高です。

特に、つみたてNISAなどの投資で利用すると、ポイントで上手に節約しつつ、投資で資産形成という1度で2度美味しくなります。

皆さんも、「自動設定」を上手に活用して、ポイントを無駄にせず、かつ、ポイントに縛られないそんな、上手な使い方をしてみてはいかがでしょうか。

まとめ|ポイントは貯め過ぎず適度に消費するのが吉

今回は、ポイントを貯めてはいけない4つの理由についてご紹介いたしました。
さらに、ポイントを上手に使うための「自動設定」についても解説しました。

「ポイント」というワードは、可愛く聞こえるため軽く見がちですが、企業側の戦略や上手な活用方法など、意外と奥が深い資産になります。
のめり込み過ぎず、適度に活用することが重要です。

節約は、7~80点くらい取れれば十分です!

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