【FIREとは違う?】より手軽な早期リタイアの方法「サイドFIRE」とは?

  • FIREなんて自分には到底無理だ…
  • FIREは結局、お金持ちにしかできないでしょ

FIREは収入を投資からの配当のみで得る方法でしたが、サイドFIREは数%を投資・残りを働いて得る方法です。

そして、FIREとサイドFIREは

  • 収入
  • 投資額
  • 達成時期
  • 達成後の過ごし方

これらすべてが異なり、FIREの通過点や中間地点としても最適です。

この記事では、以下について解説しています。

  • 再度FIREとは
  • FIREと再度FIREで異なる点

について解説しています。

FIREに向けた全体像や流れが知りたい!

という方は、以下の記事をご覧ください。

【FIREへのロードマップ!】FIRE・サイドFIREへの具体的な手順とは?

目次

サイドFIREとは

サイドFIREとは、FIREよりも投資で得る収入の割合を減らし残りの分を働いて収入を得る早期リタイアの方法です。

FIREの亜種・派生とも言われています。

FIREとは

FIREとは、支出の全額を投資からの配当金で得る早期リタイアの方法です。

詳細については以下の記事で解説しています。

【FIREとは?】自由を求める早期リタイア法

FIREが難しいと感じる理由

FIREは難しい!

お金持ちにしか達成できない!

このように感じてしまうのは、支出の全額を投資からの配当金で得ようとしているからです。
そして、その配当金を得るために必要な投資額が莫大になるので、難しく感じてしまいます。

サイドFIREはこの悩みをクリアしており、だれでも達成することが可能になっています。

FIREと違う点

FIREと大きく違う点は3つあります。

  • 収入・投資額
  • 達成時期
  • 達成後の過ごし方

順番に解説していきます。

収入・投資額

一番大きく異なるのが、収入とそれに伴う投資額です。

FIREでは全額を投資からの配当金に頼り、サイドFIREでは数%を投資からの配当金&残りを働いて稼ぎます。
サイドFIREは生活費の半分。つまり、50%を投資からの配当金で得るのが一般的とされています。

月30万/年360万の支出が必要と仮定してシミュレーションしてみましょう。
※投資額は4%の配当金と仮定して、生活費の25倍(÷4%と同じ)で考えています。

FIREの場合

360万×25=9,000万
つまり、投資額は9,000万が必要になってきます。

サイドFIREの場合

(360万×50%)×25=4,500万
つまり、投資額は4,500万が必要になってきます。

どちらも大きな金額であることに変わりはありませんが、サイドFIREの方が現実味があります。

もちろん、サイドFIREの割合を減らせば必要な投資額はさらに減らすことが可能です。

達成時期

月5万/年60万を積み立てた場合で、FIREとサイドFIREの達成時期を比較してみました。
※リターンは年7%としています
(シミュレーション:楽天証券

目標額は先ほどシミュレーションした、

FIRE:9,000万
サイドFIRE:4,500万

で計算しています。

FIREの場合
サイドFIREの場合

サイドFIREの方が10年近く早く達成できる結果になりました。
そして、達成時期が早ければ早いほど(年齢が若ければ若いほど)、自分の好きなことに果敢にチャレンジすることができます。

あと、10歳若ければ…

なんてことになってしまっては、せっかくの早期リタイアも水の泡になってしまいます。

達成後の過ごし方

FIREとサイドFIREでは、達成後の過ごし方も異なります。
FIREは支出の全てを配当金で得られるため、完全に働かなくても生活できます。

しかし、サイドFIREでは支出の一部は働いて稼ぐ必要があります。

ここだけ聞くとサイドFIREは微妙に思えてくるかもしれませんが、一部で良いため、

  • 週2〜3のバイト
  • 副業

などでも十分に賄えます。

また、

  • 生活に必要な支出(衣食住など)は配当金から
  • 娯楽(旅行代・趣味など)は働いて稼ぐ

生活費を配当金にすることで、FI(経済的自立)を達成できていることになります。
この状態になれば、働かなくても生きていけるようになれます。

まとめ|サイドFIREはFIREよりも現実的な早期リタイア

というふうに分けると、完璧なサイドFIREになります。

サイドFIREはFIREよりも手軽で、とても現実的な早期リタイア方法です。
また、FIREへの通過点としても非常に有効です。

FIREよりは手軽だけど…

手軽な早期リタイアと書きましたが、ラクに達成できるわけではありません。

  • 支出の削減
  • 稼ぐ力の強化
  • コツコツ投資

これらを上手に鍛えていきましょう。

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