【FIREとは?】自由を求める早期リタイア法

  • FIREって聞いたことあるけどなんなの?
  • 最近よく聞くけど、何がいいの?
  • FIREってどうやるの?

FIREとは、以下の言葉の頭文字をとった言葉のことです。

Financial(ファイナンシャル)
Independence(インデペンデンス)
Retire(リタイア)
Early(アーリー)

この記事では、以下について解説しています。

  • FIREとは何か
  • FIREはどうやるのか
  • 実現するのは難しいのか

FIREに向けた全体像や流れが知りたい!

という方は、以下の記事をご覧ください。

【FIREへのロードマップ!】FIRE・サイドFIREへの具体的な手順とは?

FIREとは?

FIREとはある言葉の頭文字を取ったものです。

Financial(ファイナンシャル)
Independence(インデペンデンス)
Retire(リタイア)
Early(アーリー)

日本語で、

  • Financial Independence=経済的に自由
  • Retire Early=早期引退

という意味です。

簡単に言い換えると、

経済的に自由になって、働かなくてもいい状態にしよう!

という意味になります。

経済的自由とはお金がたくさんあることではなく、自分が働かなくても、収入に困らない状態を指します。
早期引退とは、定年前に仕事から引退することを指します。

どうやるの?

では、具体的にどうやるのでしょうか?
大きく分けて3ステップあります。

①支出を把握し見直す

皆さんは、会社に勤めて収入を得ていますか?

その場合、毎月の支出

給料がこれくらいだから、今月は〇〇円くらい使っても大丈夫!

と決めていませんか?

これは間違いで、FIREの考え方として支出から考えをスタートします。

支出を決定→そのために収入はこれくらい必要→その収入を産む投資はこれくらい必要

と言った流れになります。

1つ目のステップでは、現在の支出を把握し、改善できるポイントを探す&見直すというステップになります。

今の支出を把握できていないと、

どれだけの収入が必要なの?

必要な収入がわからないから、投資額がわからない

となり、次のステップへ進めません。

このステップは、今この瞬間から実行可能です!何にどのくらい使ったか把握・見直しをしてみましょう!

②ポートフォリオを決める

FIREは、働かなくても生活できるレベルの収入を得ることができるという大前提があります。
そして、この収入源は基本的に投資で作ります。

  • 年200万円で生活するには、5,000万円の資産が必要
  • 年300万円で生活するには、7,500万円の資産が必要
  • 年400万円で生活するには、1億円の資産が必要

およそ、このくらいになります。
この数字は、4%ルールという方法に基づいて求められています。

2つ目のステップでは、この資産をどのような配分(ポートフォリオ)にするかを考えます。

投資の世界に100%の正解はありませんが、

年齢が若ければ若いほど株式などのミドル・ハイリスクの比率が高く
年齢が高くなるほど債券などの低リスクの比率を高めていく

このような、ポートフォリオの組み方が良いとされています。

つみたてNISAなどの初心者でも手軽に始められる投資もあります。
まずは、証券口座の開設から始めてみましょう。

③リスクの対策を考える

2で決めたポートフォリオですが、残念ながら完璧ではありません。
また、近年に流行ったコロナも含め経済全体に悪影響を及ぼす事件はたびたびやってきます。

3つ目のステップでは、ポートフォリオのメンテナンス
そして、大暴落に備えるための対策を考えます。

ポートフォリオのメンテナンスの具体例としては、

値上がりした資産を売却
値下がりした資産を買い増す

という方法があります。

それでも、コロナやリーマンショックのように、全体が下がってしまう場合もあります。

そこで登場するのが、現金クッションです。

現金はローリスクローリターンですので、全く増えない代わりに、減ることもないという超安全な資産になります。
FIREを達成した後に大暴落が起きた場合は、投資には一切手をつけず、現金クッションで生活をします。

クッションの量はその人の生活・働き方などにもよりますが、支出の3年〜5年分があると良いとされています。

実現は難しい?

いきなりFIREをするのは難しいです。
数年後に資産を5,000万〜1億くらいにするのは、ほぼ不可能です。

10年〜20年かけても、ギリギリ達成できるかできないかというレベルだったりもします。

そこで、少しゆるい版のFIRE、サイドFIERという考え方が登場しました。
これは、支出の一部を投資で賄う方法です。

単純に考えても…

3,000円入れば、スマホ代が払える
7万円入れば、家賃が払える
支出の50%が賄えれば、働く時間が半分

このように、完全なFIREは出来なくても、働く負担を減らして、自分の好きな時間に使うことができます。

【まとめ】FIREは働かなくてもいい権利を得られる!

今回は、最近話題の早期リタイア「FIRE」について、言葉の意味具体的な道のりを解説しました。

副業や投資がブームになり、注目が集まっている中、1つの会社で社会人を終える時代は終わりました。

FIREは、働かなくてもいい権利を得ることができます。

働いてはいけないというわけではないので、

  • 自分の好きなことで収入を得る
  • のんびりと自分の時間を過ごす

何をしても自由です。
1つの考えに縛られずに視野を広く持ち、柔軟に対応できるようにしましょう。

FIREに関しては以下の書籍がとても参考になるので気になる方ぜひチェックしてみてください。

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