- BenQ MOBIUZ EX270Mについて
- BenQ MOBIUZ EX270Mの良かった点・悪かった点
- BenQ MOBIUZ EX270MとBenQ MOBIUZ EX250Sの比較
- BenQ MOBIUZ EX270Mがおすすめな人
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BenQ MOBIUZ EX270Mの基本情報
詳細は公式ページなどをご確認ください。
サイズ | 27インチ |
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解像度 | 1920×1080(フルHD) |
アスペクト比 | 16:9 |
応答速度 | 1ms(MPRT、GtoG) |
リフレッシュレート | 240Hz |
表面処理 | ノングレア |
接続ポート | ・HDMI(v2.0)×2 ・Displayport(v1.4)×1 ・USB Type-B(Upstream)×1 ・USB 3.0(Downstream)×2 ・ヘッドホンジャック |
VESAマウント | 100×100mm |
BenQ MOBIUZ EX270Mの良かった点
良かった点はどちらかというと、「EX250Sよりも」という側面が強かったので、後述するEX250Sとの比較も参考にしていただけると幸いです。
明るい・発色がいい
後述しますが、以前紹介したEX250Sと比べてもかなり明るく、発色もいいです。
ベースが明るいので、調整もしやすいです。
発色もよく、調整の幅もあるのでゲームの種類やイラスト・デザインなどによって切り替えることも可能です。
同じFHDやIPSでも割と暗いモニターはあるので、明るさは選ぶ時の重要指標となります。
このモニターであれば、パネル・発色・明るさすべて申し分ないので、選択肢の一つに入れてみてください。
メインモニターにちょうどいいサイズ
FHDなのもちょうどいいです。
WQHD以上になると、ゲームなどの画質は上がるかもしれないですがアプリやウィンドウ内の文字が小さくて結局使いづらくなりがちです。
デュアルモニターにするなら両方FHDで、メインモニターを27インチにするとゲーム・作業両方バランスよく使えます。
音は結構いい
その分、ディスプレイ下が結構ごつくなっています。
ただ、スピーカーやイヤホン・ヘッドホンが使えるならそっちを使ったほうがいいです。
さすがにそれには敵いません。
普段使いとして聞く場合は音質が物足りないですが、ちょっとした再生であれば非常に便利です。
BenQ MOBIUZ EX270Mの気になる点
価格が高すぎ
正直これにつきます。。。
とはいえ、27インチ+240Hz+1ms+IPS+FHDというこれ以上ないくらい、要素が盛り込んであるので、価格が高いのもうなずけます。
メインモニターとして妥協したくない・FPSやアクションを本気で臨みたい人にはおすすめできますが、それ以外の場合はもう少し価格を抑えたモデルや解像度が高いモデルをおすすめします。
本体も電源もスピーカー部分もごつ過ぎ
これは予想外のデメリットでした。
電源アダプタは以前紹介したTS4の電源アダプタくらい大きいです。
iPhone15と比較したところほぼ同じ大きさでした。これはデカい。。。
本体もEX250Sよりも分厚く、Webカメラが真ん中に置くことができず、少し端にずらして何とかかぶせている感じになってしまっています。
Webカメラやデスクライトなど、モニターに設置する周辺機器を検討している方や、私のようにデスクにマグネットの台を使わない場合は注意が必要です。
また、スピーカー部分もそれなりの大きさがあるので、ディスプレイの高さが結構大きくなっています。
EX250Sとの比較
リフレッシュレートは全然違うが。。。
正直、人間の目ではそこまで違いが判らないです。
もう少し、FPSや格ゲー・レーシングゲームなどをやりこめば違いが分かるかもしれませんが、少なくとも165Hzもあれば十分だと感じました。
デュアルディスプレイの状態で、EX250SとEX270Mをマウスが行ったり来たりする検証動画をとってみました。
もし、リフレッシュレートでこのモニターを選ぼうとしているならば、他にも選択肢はあるのでもう少し慎重になってもいいと思います。
プロゲーマーでもない限り、そこまで必要ではないと思うので。。。
明るさ・発色や色の調整はEX270Mが圧倒的
その影響で、調整幅がかなり効くので自分好み・リアルに近い色など、細かい調整が可能になっています。
同じ画面での差です。
同じように見えると思いますが、設定上、EX250Sは輝度をMAXまで上げています。
一方、EX270Mは70%にしています。
これでもわかる通り、明るさ・発色などはEX270Mのほうが上です。
音質もEX270Mのほうが上
ただ、それぞれでも述べている通り、数千円のスピーカーには勝てません。
おとなしく、スピーカーやイヤホン・ヘッドホンを買いましょう
ボタンは底面についているEX270Mのほうが使いやすい
EX250Sはなぜか右側の裏に操作ボタンがついています。
HDRの切り替えボタンだけが前面にあって、身を乗り出さないと押せないので正直使いづらかったです。
一方、EX270Mはモニター下に各種ボタンがついているので非常にやりやすいです。
また、電源ボタンはON/OFFがわかるライトにもなっていてEX250Sに比べると操作性は非常に良くなっています。
EX250Sの場合、電源と切り替えボタンは配置で覚えるしかありませんでした。
EX270Mはごつ過ぎてカメラがつけられない
これは明確にEX270Mのデメリットだと思います。
おそらく、あらゆるモニターに付ける付属品が使えなくなる可能性があるので、おしゃれなデスク環境を作りたいと考えている人はよく仕様を確認してから購入するようにしてください。
高級感あってカッコいいんですけどね。。。
さすがにごつ過ぎました。
BenQ MOBIUZ EX270Mがおすすめな人
これらを踏まえたうえで、BenQ MOBIUZ EX270Mがおすすめな人は以下の通りです。
- 作業・仕事・ゲームでフル活用するためのメインモニターが欲しい人
- FPSなど対人戦で差をつけたいが、発色などにも妥協したくない人
まとめ|価格は高いが最強のフルHDモニター
今回は、価格は高いが最強のフルHDモニターBenQ MOBIUZ EX270Mを紹介しました。
メリット | デメリット |
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明るい・発色がいい メインモニターにちょうどいいサイズ 音は結構いい | 価格が高すぎる 本体も電源もスピーカー部分もごつ過ぎ |
BenQはAmazonのセールがあるたびに安くなっているので狙い目で、なぜかEX250SよりもこちらのEX270Mがセールになることが多かったりします。
とはいえ、セールになっても高いものは高いので、自分の使い方・デスク環境に合うかどうかはよく吟味してから購入するようにしてください。